昭和時代、全国新酒鑑評会で連続9年金賞を受賞した際に、勝山が得意とした雫酒を現代に甦らせたのが「簾」です。当時、勝山酒造ではこの酒を「懸けしぼり」と呼んでいました。
南部杜氏・照井派では、かつて特別に仕立てた絹袋を使用しておりましたが、現在では酒質が大幅に向上したため、従来通りの酒袋にて搾っております。
醪を酒袋に詰め、吊るし、袋から自然に滴り落ちる雫を時間をかけて集め、芳醇な酒のエッセンスを抽出します。華やかで力強い芳醇な香りと、麹と発酵が生み出す旨味が美しく調和し、凛としたボディを持つのが特徴です。
【味わいのポイント】
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