

伊達政宗公は、日本各地の特産品や珍味を取り寄せ豪華な料理を振る舞い、さらにスペイン人一行を南蛮料理でもてなすなど、江戸時代初期にはすでに和洋折衷の料理と日本酒のペアリングを実践していました。
勝山はこの歴史的背景に着想を得て、19世紀前半に一世を風靡した灘の生一本のレシピを基に、フレンチやイタリアンのコース料理に合う現代的な低アルコール日本酒の開発を2011年より開始。旨味と甘味のヴォリュームは比例するため、醪中での高糖度環境が酵母の活動を抑制し、通常とは異なる香気成分を生成します。その結果生まれたのが、鴒を象徴するやわらかなメロン香です。
メロンの優しい甘い香りは食前酒や洋食前菜に最適。一方で通常の日本酒の2倍の旨味エキス分を誇り、肉料理とも抜群の相性を見せます。さらにコース後半のチーズやデザート、エスプレッソまで対応でき、和洋中を問わず旨味と甘味を基軸とした新たなペアリングの世界を切り拓く一本です。
【味わいのポイント】



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